沖縄というと観光立県なのでどうしても沖縄料理のお店が多くて、普通の居酒屋でもメニューの多くは沖縄料理。でも実際のところ沖縄に住んでいて沖縄料理は滅多に食べないんですよね。むしろありきたりの焼肉やイタリアンなどを多く食しているかもしれません。
もちろん居酒屋で地の素材を使ったものは食べますが、沖縄料理の定番でもあるチャンプルーやラフテーはほとんど口にしないですね。でもスーパーでも気軽に手に入るグルクンの唐揚げだけは食べるかな?といってもこれは沖縄の地の素材を使っただけの「唐揚げ」なので実質は沖縄料理とは言えないかもしれませんね。
なので実際に食事へ行っても本土と変わらないものを食べていることが多いかもしれません。でも沖縄の場合は先の焼き肉やイタリアンなどの全国区な食事をするところは多いですが、本土のローカルな食事をするところはあまり無いんですよね。まぁあるにはあるけどあまり美味しくなかったり中途半端なお店だったりすることもしばしば。
でも今回行った関西ローカル的な「串カツ屋」さんはなかなか良かったですよ。さすがに味は大阪の新世界のお店にはかないませんが、串カツを食べるスタイルは大阪のお店に近いものがありましたからね。何より1本94円という安さに惹かれてとりあえず試しに行ってみました。
「チビかつ商店3丁目」
場所は国際通りから一歩モノレール側に入ったところにあるので、そんなに目立った場所じゃないかもしれません。でも久茂地川を越えていないエリアなので一応国際通りエリアには入るかな?なので最初は国際通りエリアのお店なので行く気が引けていたのですが、よくよく考えると沖縄旅行に来て串カツを食べる観光客はいないだろう〜と思ったらちょっと気が楽になりましたよ。しかも買い物でよく訪れるパレット久茂地からほど近いので、買い物ついでにも行けそうだったので試しに行ってみることとしました。ちなみに目の前がコインパーキングなので車で来てもOKかな?もちろん飲酒運転はいけませんのでお酒を飲まない前提なら車でもOKって感じですけどね。
お店はビルの2階にあるのでお店そのものを探す場合は見落としちゃうかもしれませんが、でも1階にこんな目立つイラストがありますのでこの絵柄さえ覚えておけばまず見落とすことはないかも?でもこのイラストはなんか見覚えありませんか?特に大阪の新世界へ実際に行ったことがある方に。
ビリケン様のパクリ?
正確にはビリケン様とは全然違うのかもしれませんがインパクトがビリケン様に近い気がしてなりません。特に耳の形がビリケン様だな〜って思います。まぁ大阪の串カツなのでこの図柄はわからないでもないですが、でも知らない人はこのイラストの意味が果たして分かるのであろうか?とかく沖縄では・・・。
でも個人的にはビリケン様の赤ちゃんバージョンって感じだったので、大好きな大阪を少しでも感じることができたので嬉しかったですけどね。
階段を上って2階の店舗に入るとちょっと驚きました。串カツ屋といえば揚場を取り囲むような形でカウンターがあるのが普通と思っていましたが、このお店はいかにも居酒屋って感じで基本テーブル席でした。もちろんカウンター席もありましたが、大阪のお店のように目の前で揚げてくれるという感じではなく、あくまでバーカウンター的な感じでした。
その点ちょっと残念。まぁ沖縄でそこまでしなくても良いかな?とも思いますが、入口のビリケン様風イラストを見るとどうしても期待しちゃいますからね。
インテリア全般としてはかなり落ち着いた感じの居酒屋かな?っていうか以前居酒屋だったところをそのまま串カツ屋として使っているだけのような感じかもしれませんね。なので雰囲気的には完全に「居酒屋」でしたよ。
ちなみに串カツはオーダーシートを自分で書いて店員さんに渡すシステム。なので各テーブルには二度漬け厳禁のソースと大阪のお店では定番の食べ放題のキャベツを置いてくれます。やっぱり串カツといえばこのキャベツですよね〜。
でもこの串カツ屋にはこのキャベツ以外に何故かサラダバーがあってそちらも食べ放題。でも串カツのソース味とサラダのドレッシング味って合うか〜?やっぱり串カツといえばキャベツを串カツのソースに浸けて食べるのが一番ですよね。なのでサラダバーも食べ放題だったのですが、実際はキャベツしか食べませんでしたよ。ちなみにそのキャベツは食べ切っちゃうとまたオーダーすれば新しいものを頂けますので、串カツを注文して待っている間は大阪のお店同様にキャベツで舌休めをすることができますよ(っていうかキャベツでお腹一杯になっちゃいますけどね)。
けど本場の串カツ屋をしらない人にはこのキャベツはちょっと抵抗があるかもしれませんね。でも食べ始めると止まらないのがこの串カツ屋のキャベツ。ホント、自宅でも串カツ屋のようにキャベツをざく切りして食べたくなりますね(普段は千切りサラダで食べていますが)。
それはさておきメインの串カツは約40種類あって1本94円という激安。でもその値段相応の具の大きさでしたけどね。まぁいろいろな種類を食べることができるという意味ではそのサイズでも良いかとは思います。でも肝心の串カツ(牛肉)はちょっとイマイチだったかな?むしろささみとかカボチャとかチーズといったものの方が美味しかったかもしれません。でも注文をしてから揚げてくれるのでさくさく感は良かったですよ。沖縄なのでてんぷらのように衣がめいっぱいかぶせてあるのかと思ったら、薄目の衣でいい感じでしたよ。
あと飲み物は串カツが94円と激安なので割高なのかな?と思いましたがオリオン麦職人で350円、ドラフトでも450円とまずまずの値段。でもノンアルコールのビール系飲料が無かったのが残念でした。私はこの店まで徒歩で行けるのでお酒を飲んでも大丈夫だったのですが、他の人はどうしてもバイクや車でくるのでノンアルコールのビール系飲料が無いのは寂しかったですね。もちろんソフトドリンクもありますけどね。
ちなみに串カツ以外は枝豆やチャンジャなどの居酒屋的な一品料理やお茶漬けなどのご飯ものもありましたが、結局ビールと串カツしかいただきませんでした。っていうか串カツ屋で串もの以外を食べる感覚がありませんでしたからね。串カツ屋といえば串カツ+キャベツ+ビールという組み合わせが最高です^^v
ちなみにここの串カツはテイクアウトも可能です。1本1本が小さいサイズだったのでこれならテイクアウトにもいいかな?って思ってお店の人に聞いたら快く写真のような感じで作ってくれましたよ。きちんとあのざく切りキャベツをしたに敷いてその上に串カツを並べてくれました。そして串カツソースは別容器に入れてくれたので、浸けて食べることはできませんがあの味は家でも再現できそうでした。
でもやっぱり揚げたてのものの方が美味しいですね(翌日家で焼き直して食べましたので)。
そんな感じで沖縄で初めて串カツを食べましたが、とにかく1本94円だったのでリーズナブルで良かったです。かなり食べたのですがそれでもお酒抜きで1人2000円も行きませんでしたからね。でも大阪の新世界の串カツ屋でも1人で2000円ぐらいだったかな?あちらは1本1本のサイズが大きいですからね。
とりあえず味は大阪の新世界のお店には当然かないませんが、でも全体的には合格点かと思いますよ。なのでリピもまたありそうな感じであったとは思います。大阪にはなかなか行けませんが、ここなら気楽に行けますからね〜。
あとは美味しい広島風お好み焼き屋さんを沖縄で見つけたいな〜。いかんせん、去年の年末に広島の「八昌」で食べたお好み焼きが忘れられなくて、あれ以来中途半端なお好み焼きにはなかなか手を出せ無くなっちゃいましたからね。先日の那覇ハーリーで食べたものもどうしてもあの広島のものと比較しちゃいますからね。
やっぱり地の食はその土地で食べるのが一番ですが、沖縄でも日本全国の味をいろいろ楽しめたらと思います。寿司は厳しいけど・・・(鮮度が命なので沖縄ではちょっとね)。
ちなみに今回の串カツ屋さんにはクーポンがあって「串盛5本サービス」も利用できますよ。携帯の画面を見せるだけもOKなものなので、行かれる方は以下のページをチェックすると良いでしょう。
■チビかつ商店3丁目の情報
電話:098-863-1194
住所:那覇市久茂地3-9-7 パーム久茂地2F
営業:17:00-24:00
定休:不明(多分無し)
特典:クーポン「おまかせ串盛り5本サービス」(〜2009/10/31)
スポンサードリンク
2009年05月27日
沖縄で串カツ「チビかつ商店3丁目」
posted by 離島ドットコム管理人 at 08:11
| 串カツ/トンカツ/揚げ物