東京でカツカレーといえば「キッチン南海」ですが、横浜で天丼といえば個人的には・・・
「天丼屋 豊野丼」
横浜橋商店街入口のすぐ近くにある小さなお店です。でもお店は小さいですがインパクトは特大。東京でもここ以上のインパクトある天丼屋はないと思います。本土に行っている際に、横浜に用事があるときは必ず食べに行っています。ただJRの駅からやや遠いので、きちんと計画しないと食べに行けませんが、それでもここも毎年のように食べに行っています。
豊野丼といえばあの名物親父w
あのウザさが可愛いです(笑)。一見さんには癖が強くて抵抗があるキャラですが、この手のキャラは慣れているので、全然気になりません。さらにお店の狭さ(カウンター6席のみ)と綺麗とは言えない店内。それもそのはず、テレビの「きたなシュラン」でも取り上げられ、店内にはその証明書なるものも飾ってあります。店内全てが油っぽくて、長時間いたら体中油臭くなること必至。でも狭い店内だけに食べたらすぐ退店するので、最長でも15分程度。身体に油臭さが残ったことはありません。
※きたなシュラン&きたなトラン=見た目は汚いけれど料理は美味しいお店
何より天丼が美味しい。見た目は濃いめのタレですが、意外とあっさり完食できます。とにかく量が多くて、てんやの通常天丼の倍のボリューム。女性はまず食べきれない量だと思いますし、男性でもかなりキツい量です(特にご飯が多い)。なのでここで大盛りを頼むと痛い目に遭いますので、通常のものを注文しましょう。
メニューは天丼、海鮮天丼、穴子天丼、豊野丼、黄金丼の5つに、その時期ならではの天丼が1種類あります。味噌汁は別で1杯100円。最初にいるか否か聞かれますが、常連さんは注文時点で「味噌汁無しで」って自ら言います。
おすすめは海鮮天丼。海老・キス・穴子が入っていてお得です。海老好きにはエビ天3本入った豊野丼がおすすめ。そして最上級の黄金丼には特大エビ天が2本入って、量も半端ありません。見ただけでお腹一般になる量です。大盛りは+50円ですが、先の話のように一見さんは注文するのは止めましょうw
システムは最初に注文し、支払いは食後にカウンターで現金払い。水は最初の1杯は出されますが、それ以降はテーブル上にあるペットボトルの水をセルフで入れるシステム。お新香は皿だけくれて、こちらもセルフで取るシステムです。あとティッシュペーパーが天井にぶら下げてあるので、油を拭いたりする際は天井から紙を引っ張って出しましょう。
とにかく名物親父がウザい(笑)。最初はぶっきらぼうで愛想ないかと思いますが、話をするとかなりかわいい系。客の得手不得手もありますし、親父の好き嫌いもあるので、相性次第ですが強烈なキャラには注目です。
ちなみに以前は隣に「天ぷら豊野」というお店がありましたが、豊野丼とは全く関係の無い別の店です。この天ぷら豊野は他のエリアにもありますが、アジはてんやレベルであまりおすすめではありません。天丼を食べるなら横浜橋の「豊野丼」ですのでお間違いの無いように!(てんぷら豊野はイセザキモールへ移転)。また食後にすぐ脇の横浜橋商店街モールを散策するのもおすすめです。こっちもかなりキャラが濃いお店の人や客が多くて楽しいですよ。
天丼屋 豊野丼 基本情報
【住所】神奈川県横浜市南区真金町2-18(横浜橋商店街入口近く)
【電話】045-251-4740
【交通】阪東橋駅より徒歩3分/関内駅より徒歩15分
【営業】11:00-14:00/17:00-20:00
【定休】日曜日
【料理】天丼800円/海鮮天丼800円/豊野丼1000円/黄金丼1200円
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